下関ふくレボリューション

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下関ふくレボリューションとは

下関はフグの本場として醸成した食文化があります。
最近、海の環境が大きく変化し、
世界中、日本中で獲れる魚の種類が変わりました。
海水温の急激な上昇などにより、
日本中の海流で天然フグは大移動し、
下関でのフグの漁獲量、取扱量が減りました。
今までフグ食文化の中心となっていたトラフグは北上し、
それと同時に、これまでは過小評価されていた、
サバフグやヒガンフグなどの南方からのフグが増えてきました。
どんなフグも一流の料理人の手によれば、
磨けば光る宝石のような魚です。
トラフグが高級で美味しいことは
言うまでもありませんが、
それに重ねて、
安くて、美味しい新たなフグ文化が下関に生まれます。
壇ノ浦の闘いや明治維新など
日本の歴史上の大変革を見守ってきた下関で
フグと共に新しい海のレボリューションが始まります。

フクフリット5か条

1条

天然フグであるべし。

海流の変化、海水温の上昇でフグが移動している事実を知るべし。

2条

下関近海の海を凝縮した塩を使うべし。

健康な海と山の状態が良い塩をつくる条件となる。自然のミネラルがそのまま形になった塩を使い、海そのものの味を感じるべし。

3条

下関近海で獲れるアオサで海の香りをまとうべし。

アオサは海の環境が良くないと収穫が減るもの。下関の磯の香りをいつまでも育てられるように海を大切にすべし。

4条

天然フグの種類を表記すべし。

世界のフグは120種類以上。日本の食用のフグだけでも22種類と、フグにも色々な個性がある。フリットになったフグの種類を「〇〇フグフリット」とメニューで記し、多種多様なフグの個性を知らせるべし。

5条

日常のちょっとしたお祝いに食べて、気持ちをハッピーにすべし。

下関ではフグを「ふく」と呼ぶ。ちょっとしたお祝いや、家族や友人との大切な時間にフクを食べてハッピーになるべし。

日本財団 海と日本プロジェクト

主催
海のごちそう地域モデルin下関
(一般社団法人Minato de フォーラム)
共催
日本財団 海と日本プロジェクト
お問い合わせ
海のごちそう地域モデルin下関
mail : infofuku-revolution.com

この取り組みは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人がつながる
日本財団 海と日本プロジェクトの一環で実施しています。